社長からのメッセージ

ここでは毎月社員全員に配布される、社長からのメッセージをご紹介いたします

2012年12月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 平成24年も残り僅かとなってきました。先日発表された今年を表す漢字は「金」でしたが、皆さんにとって光り輝く年でしたか。この漢字は、2000年に引き続き2度目の選出だそうで、ちょうど一回り前の同じ干支の辰年だったんですね。
選ばれた理由として、932年ぶりに日本の広範囲で観測された金環日食や金星の太陽面通過などの天体ショーが数多くあったこと、東京スカイツリーの開業、ロンドン五輪での史上最多38個のメダル獲得、山中教授がノーベル賞を受賞など、数多くの「金」字塔がうち建てられた1年だったこと、政治や経済では、年金資金の運用に関連した詐欺事件や生活保護費の不正受給問題など「金(かね)」をめぐる事件、問題などが挙げられています。
 そんな年の年の瀬に衆議院議員選挙が行われました。年明け早々から日本がどのような方向に進んでいくのか期待と不安が交じり合っています。とにかく、この三年間の失政を繰り返すことなく、実現可能な政策を推し進めていただきたいです。
 12月4日、5日の忘年会で、多くの社員の方にお会いできてうれしかったです。毎年のことですが、お帰りになる際の皆さんの笑顔に元気をいただき、来年も…という気持ちになります。公私共に気忙しくなってきますが、無事故・無災害そして無病での越年をよろしくお願いします。
 一年間、ご理解とご協力をありがとうございました。
 平成25年が、皆さんにとって素晴らしい年になることを心よりお祈りいたします。

笑顔と感謝

※忘年会でお願いをした共同募金は、皆さんのご協力のおかげで、12,760円集まりました。

2012年11月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 このメッセージが届く頃にこの秋一番の寒気が入り、近畿地方もかなり冷え込むという予報です。現代の日本では春先に三寒四温という言葉をよく使いますが、本来は冬季に朝鮮半島や中国北東部によく現れる現象で、冬の季語にもなっています。最近では、従来の意味とは違った意味で使用されている言葉が多くなっているようです。また、そのことを認めようという動きもあるようです。
いずれにしても、体調管理の難しい季節ですので十分注意をしてください。
 先日のアメリカ大統領選では、オバマ大統領が選出され、2期目に入ることが決まりました。翌日のニューヨーク株式市場は大幅に値を下げ、アメリカ国民は景気の先行きに不安感を示しました。
さて、わが国はというと、政治はますます混迷を深め、景気も下降線をたどりだしたといわれ、尖閣・竹島・沖縄等の問題を抱え、いじめや訳の分からない殺人事件が多発していながらも国民は新しい携帯端末やAKBに狂喜しています。私自身はこのような日本に大きな不安を抱いていますが、杞憂に終わることを願っています。
 12月4日(火)、5日(水)は我社の忘年会です。都合のつく方はぜひ参加してください。事業本部一同、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
 年末年始に向けて、なんとなく気ぜわしくなってきますので、事故・災害に注意してください。

笑顔と感謝

2012年10月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 10月に入り随分と過ごしやすくなってきましたが、朝晩とお昼間の寒暖の差が大きいので体調管理には十分注意をしてください。また、それぞれの地域での秋祭りの季節でもあります。自分の身体と相談しながら楽しんでください。
 先日、京都大学教授で京都大i PS細胞研究所所長の山中伸弥(やまなかしんや)さんがノーベル医学・生理学賞を授賞されました。i PS細胞を開発してからたった6年という異例のスピード授賞でした。日本人としてとてもうれしく思います。
 また、その授賞会見にも感動しました。山中さんが、先ず言われたのが「感謝」という言葉でした。研究を支えてくれた国、大学、同僚、学生、家族などへの感謝の気持ちを述べられていました。そして、多方面でより研究が進められやすくするために特許を取得するんだということもおっしゃっていました。山中さんの人柄を象徴する素晴らしい会見だったと思います。
 10月9日(火)には、阪神タイガースの金本知憲選手が現役から引退されました。2003年に広島カープから移籍され、阪神の選手たちの意識を変えた最大の功労者と言われています。「鉄人」と言われた金本選手もその引退セレモニーのスピーチで、自分を取り巻く数多くの人達に対する「感謝」の気持ちを述べられていました。
 私たちも絶えず「まわりへの感謝の気持ち」を忘れずに日々の作業に取り組みましょう。

笑顔と感謝

2012年9月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 二十四節気の白露を過ぎ、朝晩は比較的過ごし易い日もありますが、日中はまだまだ残暑の厳しい日が続いています。このメッセージが皆さんに読まれる頃には暑さも少し和らいでいるかもしれませんが、夏の疲れが出てくるのはこの時期からですので、体調管理には十分注意してください。
 さて、今年度に入ってから事業本部では就業規則の整理・改訂に取り組んできました。近年の社会情勢の変化により、退職金規定の変更や介護や育児、セクハラやパワハラ等の項目を追加、また追加していたものを我社の顧問でもある社会保険労務士の清水先生のご指導のもとようやくまとめることができました。基準日を平成24年7月1日としていますので、それ以降の適用となります。資格手当も改訂していますが、基準日以降の適用となりますので、既に付いているものに関しての変更はありません。基準日までに入社されている方のお給料等については何も変わりませんのでご安心ください。製本したものを順次各作業所に配布しますので、何か質問事項があれば、事業本部の平山さんまでご連絡ください。
尚、パート社員、アルバイトの方の就業規則は変更しておりません。
 先日、NHKで高倉健さんを取り上げた番組がありました。その中で高倉さんが愛読されている本の紹介があり、「厳しい境遇を耐え忍ぶその姿に力をもらっている」とおっしゃっていました。
厳しい経済状況の続く現在、我社にも、私自身にも力になる一節をご紹介します。

笑顔と感謝

  火を放たれたら 手で揉み消そう
  石を投げられたら 体で受けよう
  斬られたら 傷の手当をするだけ
  -どんな場合でもかれらの挑戦に応じてはならない
  ある限りの力で耐え忍び、耐え抜くのだ

「樅の木は残った」
「男としての人生 山本周五郎のヒーローたち」グラフ社

2012年8月度のメッセージ

残暑お見舞い申し上げます

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 立秋を過ぎ、暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ厳しい暑さが続いています。体調を崩されていませんか。節電が叫ばれていますが、適度な冷房と水分補給を十分に行い、室内での熱中症にも注意をしてください。
 ロンドン・オリンピックでは日本選手が連日熱い戦いを繰りひろげています。私も寝不足にならないよう注意しながら毎晩テレビに釘付けです。寝不足は体力も、注意力も奪いますので、オリンピックが終わってからも気をつけてください。
 オリンピックのニュースに隠れてしまっていますが、政治の世界も気になります。このメッセージが皆さんに届く頃には、大きな動きが出ているかもしれません。オリンピックの余韻に浸る間もなく厳しい現実に目を向けざるをえないようなことにならないことを望みます。
 競技者たちは、感動の涙の何倍もの汗を流しています。私たちも何事も諦めずに前を向いて努力していきましょう。

笑顔と感謝

※8月17日(金)13時30分~ 社内の安全大会を開催しますので、ふるってご参加ください。
詳細は、事業本部までお問い合わせください。

2012年7月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 先月は何年かぶりに台風が上陸したり、活発な梅雨前線の影響により各地で豪雨の被害が発生しています。姫路市でも床上浸水の被害が出ていましたが、皆さんお家は大丈夫でしたか。
 そろそろ夏本番を迎えます。関西電力管内では節電協力が叫ばれています。我社も本社2F事務所の蛍光灯を全てLED電球に換えたり、エアコンの設定温度を上げたりして、節電の努力を始めました。それぞれの作業場でも電気の無駄遣いのないように各人が気をつけてください。但し、各作業場の意向で照明が落とされることがあるかもしれませんので、事故・怪我等には十分に注意をして作業にあたってください。
 先日、消費税増税法案など社会保障と税の一体改革関連法案が衆議院を通過しました。その結果、与党民主党の内紛が勃発し、政治はますます混迷を深めています。
 3年前のマニュフェストを評価した国民はどう感じているのでしょうか。その時々の流れによって、方針を変えていかざるをえないことは経営者の端くれとして理解できますが、やはり3年前は、甘い言葉に踊らされてしまったという思いも拭えません。7月5日の新聞に「政府は、国民の祝日が土曜日なら、月曜日か金曜日に振り替え休日を設け3連休にすることを検討している」という記事がありました。また、選挙に向けて…、という思いを強くしましたが、考えすぎでしょうか。
こうなってくると賃金の格差社会とともに、休日の格差社会も社会問題になってきそうです。特に我社のようなサービス産業には大きな問題となってくるでしょう。消費税増税、短時間労働者への厚生年金の適用拡大への対応とともに、今後頭を悩ます問題が山積です。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
 8月17日(金)は、労働安全衛生大会です。皆さんの積極的な参加をお願いします。

笑顔と感謝

2012年6月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 先日、顧問会計士さんの事務所に伺い、平成23年度の決算書を受け取りました。なんとか黒字で終えることができましたが、厳しい内容でした。社員の皆様には、今年度も引き続き作業の合理化、経費削減等、厳しいお願いをしなくてはなりませんが、ご理解とご協力をお願いします。
 先月、ある現場で大きなクレーム事案が発生しました。結果として長年常態化してしまっていたことが原因であり、ある時点で疑問を持ち、改善しておけば発生しなかった事案でした。
しかしながら「お客様第一」、「先ずは確認」という基本的な姿勢で対応していればお客様を怒らせることはなかったと思います。その後のミーティングで、「私たちの対応が明らかに変わったとお客様に感じていただけるように」と訓示をしました。その現場の社員の方たちは、さらに意識を高めて日々の作業に当たってくれていると思います。
 皆さんの日々の作業態度が、我社の看板であり、広告塔です。仕事への意識を高めて、この厳しい時代を共に乗り越えて行きましょう。よろしくお願いします。
 これから本格的な夏に向かって暑さも厳しくなることが予想されます。健康管理には十分に気をつけてください。

笑顔と感謝

2012年5月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 5月に入り、一年で最も過ごし易い季節になりましたが、今年は不安定なお天気が続いています。先日も関東で竜巻による被害があり、亡くなられた方もいらっしゃいました。昨年の津波による被害もそうですが、これまで経験したことのない自然災害が各地で起こっています。これも地球環境が変化し、その影響が現れているのでしょうか。
私たちは、「常に備えよ」の精神で、普段から仕事に、生活に危機意識をもっていなければならないと強く感じました。
 5月6日午前4時に日本の原発50基全ての原子炉が止まりました。1970年以来42年ぶりのことです。昨年の福島での事故以来、世界中で原子力発電の是非が議論されています。現在のエネルギー事情では、賛成か、反対か、その判断は大変難しいものだと思います。私たちが生活している関西は、原子力発電の依存度が全国1位で、依存率も50%を超えています。これから夏に向けて、電力需要が増えてくることは明らかです。お得意先様によっては、節電で電灯を切ったり、電球を間引いたりの対策をとられるところがあると思います。作業場所によっては暗くて危険な場所もあるかもしれませんので、十分に注意をしてください。また、そのような場所ができた場合は事業本部に連絡をしてください。お得意先様と相談させていただきます。そして、私たちも節電に協力しましょう。

笑顔と感謝

2012年4月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 我社は、4月1日から新事業年度第51期に入りました。私は、年初に「次の50年に向けて」と短冊に書き、事業本部の壁に貼り付けています。昨年度は、古くからのお客様との契約解除が重なったり、年度末の入札でいくつかの物件を他社に落札されたりし、今期は厳しいスタートとなりました。しかし、今年の目標「諦めずに前を向いていこう」の精神で共に頑張っていきましょう。今年度も皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。ひとつひとつの業務を誠実に、確実に遂行することはもちろんですが、事故・災害には十分に注意をしてください。ゼロ災害で一年間過ごせるようによろしくお願いいたします。
 先日、皆さんに喫煙についてのアンケートをお願いしましたが、既に事業本部へ回答していただけましたか。未だの方は、速やかに回答をお願いします。
 大阪市営地下鉄梅田駅での件があったからではなく、世間では喫煙に対する目が厳しくなっています。私が就職した30年程前、欧米では肥満者の就職率が悪いということが言われ始めていました。「肥満者は自己管理ができていない」というのがその理由でした。今は、喫煙者に対してもそのような評価をされることが多いのかもしれません。喫煙場所を守る、時と場合をわきまえる、自己を抑制する等、各々のマナーを問われているのだと思います。皆さんが感じている以上に世間の目は厳しいですよ。
 ビルメンテナンスとは、オーナー様の財産を守っていく事業ですから、喫煙者に限らず取り返しのつかないことにならないように厳しい自己管理をお願いします。

笑顔と感謝

2012年3月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 一年経つのが本当に早いですね。平成23年事業年度(第50期)も残り僅かとなってきました。今年の桜の開花時期は、厳しかった冬の影響で例年より遅くなりそうです。我社を取り巻く経済環境も依然として厳しく、春を感じるにはまだまだ先のようです。そのような中、この時期事業本部のメンバーは、来期の官公庁関係のお仕事を確保するために連日頑張ってくれています。各作業場で顔を見かけたら、労いの言葉を掛けてあげてください。
 3月11日、あの東日本大震災から丸一年が経ちました。昨年、大阪の高層ビル内で感じた揺れとテレビに映し出される信じられない映像が現在でも思い出されます。私は、17年前の阪神・淡路大震災の被災者ではありませんが、あの時よりも随分と復興が遅れています。一日も早く、被災者の皆さんに心からの笑顔が戻ることを願っています。そして、一人一人があの日のことを胸に刻み、風化させないことが大切だと感じます。
 来月は、桜の便りと共に良い決算報告ができることを期待しています。
また、事故や怪我なく新事業年度に入れるよう注意してください。

笑顔と感謝

※今年の永年勤続者表彰並びに物故者供養は、平成24年4月13日(金)です。

2012年2月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ冷たい日が続いています。何年かぶりかの大雪のため全国各地で雪による被害が報告されています。雪の被害はなくても、通勤中のスリップ事故等には注意をしてください。また、インフルエンザの流行もピークを過ぎたように言われていますが、こちらも十分に注意をしてください。手洗いとうがいの励行、マスクの着用等で予防を続けてください。
 1月は、兵庫協会長として全国、近畿各地協会の新年会に出席してきました。その移動中は読書をすることが多く、何冊かの本を読むことが出来ました。その中の一冊に知人からお借りした「城山三郎著の『男子の本懐』」という本がありました。現代では女性には抵抗のある題名かもしれませんが、古い本なので読まれた方もいらっしゃるかもしれません。昭和初期の浜口雄幸、井上準之助という二人の政治家について書かれたものです。おそらく今の政治家の多くも読まれている本だと思いますが、この先行き不透明な混沌とした時代だからこそ、この二人のように強い信念と気概をもって政治にあたってほしいと感じました。また、お互い暴漢に襲われてその最後をむかえるのですが、先頭に立つ者はそのような目にあう覚悟をもってことにあたらなければならないと考えさせられました。
 私たちの仕事に通じることも書かれていたので、その一節を後述します。皆さん自身で考えてみてください。
 2月、3月は、公休出勤ゼロ運動月間です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

笑顔と感謝

浜口雄幸(はまぐちおさち)
(何事に対してもその心構えの大切さ)

「自分は大命を受けた以上、決死の覚悟で事に当たるつもりでいる。思う存分にやりぬいて、総理としての責任を果たす覚悟だ。すでに決死だから、途中、何事か起こって中道で(たお)れるようなことがあっても、もとより男子として本懐である。ただし、これは自分だけの覚悟でなく、みなもそのつもりで居て欲しい。自分に万一のことがあっても決してうろたえることのないよう、くれぐれもたのんでおく。自分は、これまで大病などで、三度ばかり死にかけたが、幸い命ながらえて、ここまできた。だから、命を投げ出すことなど、何でもないと思っている。」


井上準之助(いのうえじゅんのすけ)
(制服や髪の乱れ等、仕事(お客様)に対する心構えの大切さ)

 井上は、部下について、細かいことに気のつくひとでもあった。
 たとえば、服装。給仕がボタンのとれた服を着ているのを目撃した井上は、給仕を監督する立場に在る行員を呼んで、注意する。
「服の粗末なのは一向にかまわないが、ボタンのとれておるのは困る。形は心を支配する。形が正しくないと、仕事も正しく行かぬものである。俺が言ったといわずに、家へ帰してボタンをつけて来させ、今日の間にあわぬなら、今日一日は休ませてよろしい。」
「形は心を支配する」のだから、小さなことだからといって、ゆるがせにしてはならない。ボタンひとつが、一日の仕事以上に問題にもなる - これは、井上の仕事の美学でもあった。
 井上は自身の服装も気にした。髪には、絶えず櫛を入れる。着るものも清潔を心がけ、夏の暑い日には、白服を二度とりかえることもあった。
 子供が他の家から客に呼ばれ、行くかどうか迷っているとき、井上はいった。
「お受けしなさい。時々きちんと服装を整えて他人の前に出るということは、非常に心を引き締めて修養になるものだ。」

2012年1月度のメッセージ

 社員の皆さん、新年あけましでおめでとうございます。和やかに新年を迎えられたことと思います。
 各地域での「どんど焼き」も終わり、お正月気分も一掃して、気持ちも新たにそれぞれの現場での作業をよろしくお願いします。
 昨年は、東日本大震災、福島での原発事故、台風12号による被害など数々の大きな災害に見舞われ、また、円高やヨーロッパの信用不安からの世界的経済不況もあり、重苦しい雰囲気の一年でした。年が明け干支も「辰」=「龍」に変わりました。「龍」は十二支の中で唯一想像上の生き物です。古来より農耕民族が水神である龍に大きな願い、思いを寄せていたといわれています。天に昇る龍を思い、被災地の復興とともに世の中が右肩上がりに良くなることを願っています。
 今年も元旦に書写山円教寺で「新春夢の書」が催され、今年を願う漢字として「暉」(キ)が選ばれました。この字は、ただ輝くのではなく、光が円状に広がることを意味しているそうです。皆さんに光が降り注ぐ素晴らしい年になることを願っています。
 今のところ昨年よりは少しマシですが、冷たい冬がやってきました。これからの季節は、通勤中のスリップ事故や転倒事故には十分注意をし、インフルエンザへの予防対策を怠らないように健康管理にも注意をしてください。
 また、毎年のことながら元旦からお正月関係なく勤務してくださった社員の皆さんありがとうございました。

我社の今年の目標(合言葉)は

諦めずに前を向いていこう

-ダメじゃないと思えば なんでもダメじゃない-

です。

 今は何をするにも厳しい時代です。なかなか思うように事が運びません。明日になれば、どのように好転するか誰も予想はできません。とにかく何事も諦めずに前を向いて進んでいきましょう。すぐに「無理です」「できません」「ダメだ」という言葉が口から出てくるア・ナ・タ。
「ダメじゃないと思えば なんでもダメじゃない」んです。
 私が大好きな浅田次郎さんの作品からの抜粋と感銘を受けた言葉を皆さんに贈ります。
 共に頑張っていきましょう!!

・『僅かな可能性があれば「ハイ」と言えるが、100%の不可能を見つけなければ「イイエ」とは言えない』

・『われらのつとめは成功にあらず。失敗にたゆまずしてさらに進むことなり』(スティーブンソン)

・『小惑星「イトカワ」に名を残す糸川英夫先生の研究室は、「こういう理由でできない」ではなく、「こうだから出来る」という集団です。』(今年頂いた年賀状より)

 今年も皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
 今年が皆さんにとって幸多き年である事を心よりお祈りいたします。

平成二十四年一月  笑顔と感謝

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