社長からのメッセージ

ここでは毎月社員全員に配布される、社長からのメッセージをご紹介いたします

2018年12月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 平成30年も残すところ僅かとなってきました。先日の平成最後の忘年会には、二日間で約220名の方々に参加していただきました。残念ですが約半数の社員の皆さんには参加していただけていません。忙しい時期でもあり、また夫々に理由があってのことだと思いますが、皆さんとお会いできる機会も少ないですので、来年はなんとか都合をつけて是非ともご参加ください。
 今年も、今月のメッセージは、忘年会の時にお話ししたことを書かせていただきます。
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 先日発表された、今年の新語・流行語大賞は「そだね~」が年間大賞を受賞しました。
ピョンチャンオリンピックで銅メダルを獲得した女子カーリングチームが、緊迫した試合中に交わす会話の中で、時折聞こえてきてホッとしたひと時を与えてくれました。
私個人的には、トップ10の中に入っていた「ボーっと生きてんじゃねえよ!」が大賞です。
大好きでよく見ているNHKの「チコちゃんに叱られる!」という番組の中で、5歳の女の子チコちゃんが、大人たちに日常生活では意識しない事象を質問し、それに答えられなかったときに発する言葉です。番組で取り上げられたことを毎月のメッセージの中に書かせてもらっていることもあります。会話のネタにもなりますので、興味のある方はご覧になってください。
 今年も自然災害が多く発生したと感じる一年でした。記憶をたどるだけでも、6月には大阪北部を震源とする震度6弱の地震、7月には西日本各地で長雨と豪雨による被害、9月には北海道で震度6強の地震、そして関西地方を襲った台風21号など、他にも日本各地で天災による大きな被害が発生しました。被害にあわれた方々が一日も早く災害前の生活を取り戻されることと不幸にもお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
これからも「常に備えよ!」の精神を忘れずに生活していきましょう。
 来年は「亥年」、中でも「己亥(つちのとい)」です。
己(つちのと)は、十干の6番目。植物の成長に例えると、草木が生長を終えて姿が整った状態を表します。
亥(い)は、十二支の最後にあたり、同じく植物に例えると、草や花が枯れ落ちて、植物の生命が引き継がれて種の中にエネルギーがこもっている状態です。
このような意味から、人間や組織に当てはめると「内部の充実を心掛けると良い年」と言われているようです。
 いずれにしましても、皆さんにとって来年が「素晴らしい年」になることをお祈りいたします。
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 無事故・無災害での越年をお願いします。
また、インフルエンザやノロウィルス等に罹患しないよう健康管理に十分注意してください。万が一罹患した時は、速やかに本社に連絡をし、各作業所に出勤しないようにしてください。
 一年間、ご理解とご協力をありがとうございました。そして、来年もどうぞよろしくお願いします。

笑顔と感謝

※忘年会でお願いをした共同募金は、皆さんのご協力のおかげで14,772円集まりました。

2018年11月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 朝晩は寒さを感じるようになってきましたが、日中は上着を着ていると汗ばむ陽気の日もあり、体調管理が難しい季節になっています。
 このメッセージを書いている時点(11/12)で、北海道の8つの観測地点では、初雪が未だ観測されておらず、実に132年ぶりのことらしいです。お天気の話題をもう一つ。この冬の長期予報では、エルニーニョ現象の影響で、日本は暖冬が予想され、比較的降水量が多いために太平洋側でも雪が降ることが多い予報です。数年前に東京都心で6cmの積雪があった年と似たお天気になりそうとのことです。来年の春にもう一度このメッセージを読み返してみようと思っています。
 今年も残り1ヶ月半となってきました。歳を重ねるごとに一年がとても早く感じられます。
私は、NHKで放送されている「チコちゃんに叱られる」という番組をよく見ていますが、今年の7月20日に放送された回では「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」というお題があり、「トキメキがなくなったから」というのが答えでした。大人は人生経験を積んで来たことで、日常のいろいろなことに疑問を持ったり、感動することなく過ごしてしまいますが、子供はつ一つが新しい出会いであり、そのことについて考え、トキメキがあるので、同じ時間を長く感じるのだそうです。
毎日を漫然と過ごすのではなく、いつまでも若々しくトキメキを感じて過ごしましょう。
 既にご案内が行っていることと思います。12月5日(水)、6日(木)は我社の忘年会です。私にとっては、普段なかなかお会いできない社員の方たちとお会いできる機会でもあり、毎年楽しみにしています。これまで参加したことがない方も是非ご参加ください。

笑顔と感謝

2018年10月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 10月、播州地方は秋祭りのシーズン。既に終わった地域もあれば、まさにこれからという地域もあります。気分が高揚した上に、お酒の力も加わり、オーバーヒート気味にならないように気をつけてください。その上での怪我や事故にも注意してください。地域のみんなが気持ちよくお祭りを終えられるように心掛けましょう。
 今回は、業界での私の主なお仕事についてお話したいと思います。
 先ずは、兵庫ビルメンテナンス協会の会長(浜環連会長兼務) として、月1回の理事会、各種事業への参加及び挨拶等、各地新年会への出席、叙勲等祝賀会への出席(過去には北海道一泊、今年の2月は広島、下関、博多と途中下車しながら3日間)、交流会・研修会・意見交換会等への参加などです。このような活動にかかる交通費等は関西圏ならボランティア、その他地域は兵庫協会の旅費規程により支給されます。もちろん日当等は支給されません。
 全国ビルメンテナンス協会理事(近畿から3名)として、現在は技術支援委員会に配属され、副委員長を務めています。担当は、ビルクリーニング技能士検定、外国人技能実習制度等です。ピルクリ検定は、平成28年度に大きく改正され、それまで単一等級だったものが、3級、2級、1級と三つの等級に分かれ、また外国人実習生を対象とした基礎級、随時3級、随時2級が新たに加わりました。全国各地で実施する検定試験がものすごく増加し、各級の試験問題も作成しなくてはなりません。全国の検定員さんの負担が大きくなっていると共に、私自身も東京へ行く機会がすごく増えています。こちらの交通費は全国協会から支給されています。因みに、支給された交通費、日当、謝金等は全て会社に納めています。
 また、今年から全国ビルメンテナンス政治連盟の理事にもつきました。まだ主だった活動はしていませんが、業界の関連する各省庁に対し、政治家等の協力を得て、法律や制度の改正・改良を求めていくことが主な活動になると思います。
 こういった活動ができるのは、事業本部員をはじめ社員の皆さんの理解と協力があってのものと考えています。今後も可能なかぎり、微力ながら業界発展のために務めていきたいと考えていますので、引き続きよろしくお願いします。
 もう既にご案内がいっていると思いますが、平成30年10月24日 (水) 13時30分~
安全大会が開催されます。お弁当を出しますので、参加可能な方は事業本部までご連絡ください。たくさんの社員の方々の参加をお持ちしています。ご安全に!!

笑顔と感謝

2018年9月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 極暑がようやく峠を越えたと思った矢先に台風19号、21号が近畿地方に上陸し、特に21号は近畿各地に甚大な被害をもたらしました。次々とテレビで流れる映像は、まるで映画のワンシーンのようで現実のものとは思えない光景でした。改めて自然災害の恐ろしさと甘く見てはいけないことの認識を強くしました。どうか皆さんも避難指示が発令された時には、速やかに行動するように、身の安全を確保することを第一に行動してください。また、北海道で大きな地震が発生し、多くの方が亡くなられ、復旧には時間がかかりそうです。実は、発生の一週間前に北海道を訪れていました。目にした風景がどうなっているのかとても気になっています。被害にあわれた全ての方々の生活が、一日も早く災害前の生活に戻られることを願っています。
 様々な災害の続く中、9日(日)の朝に嬉しいニュースが日本に飛び込んできました。
女子テニスの大坂なおみ選手が、世界四大大会の一つである全米オープンのシングルスで日本人初の優勝という快挙を成し遂げました。今年は、レスリングに始まり、ボクシング、野球、バスケットボール、体操とスポーツ界はゴタゴタが続いていますので、本当にスッキリとした明るいニュースでした。
 お気づきだと思いますが、スポーツ選手はその所属企業であったり、スポンサーといわれる企業がバックについています。企業は選手を広告塔として考え、ブランドイメージを高めようとすることも目的の一つです。大坂選手のユニフォームの胸の部分には、出身地である大阪のインスタントラーメンで有名な企業のロゴがあり、優勝決定後には大きく取り上げられていました。また、使用したメーカーのラケットが注目されているようです。このようにサポートした選手の活躍でブランドイメージは大きく変わってきます。しかし、逆にトラブルを起こしてしまうとプランドイメージを傷つけ、解雇されたり、スポンサー契約破棄ということもあります。
 社員の皆さんには以前からお願いしていることですが、皆さん一人ひとりが「大健」の看板を背負ってお仕事をしているということを忘れないでください。それぞれの作業所では勿論のことですが、生活をしていく中で、我社のお得意先で買い物をしたり、その施設を利用したり、管理されているアパートやマンションに住んでいたり…、そのような所ででもトラブルを起こさないように配慮してください。幼い頃、母から「他人やお店のモノを盗んだり、わざと傷つけたり、汚したりするとお父さんのお仕事が無くなるのよ」と教えられ、この歳になってもこの教えを意識しながら生活しています。
 一昔前には、反社会的勢力が「○○の△△や」といった常套文句を使っていましたが、くれぐれも「大健の××や」などと言ってトラブルメーカーにならないようにお願いします。万が一、そのようなことが原因でお得意先様との契約に支障が出るようなことになれば、会社として考えなければなりません。お互い嫌な思いをしないように気をつけて行動してください。

笑顔と感謝

2018年8月度のメッセージ

残暑お見舞い申し上げます

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 先月の西日本各地に大きな被害をもたらした豪雨の後は、各地の最高気温を更新する「極暑」に見舞われています。立秋を過ぎて、ほんの少し朝晩の空気が変わってきたように感じますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。引き続き熱中症への注意を怠らず、体調管理に努めてください。
 先月のメッセージでは、急遽豪雨被害のことを書きましたので、一ヶ月遅れの紹介となってしまいましたが、7月1日付けで事業本部に新しい仲間が増えました。
橋本(ハシモト)さんです。
入社後直ぐに作業所での補勤についてくれていましたが、今月中には作業所での引継ぎを終え、事業本部での研修・勤務になる予定です。今後はそれぞれの作業所での研修や巡回等で皆さんの所に伺うことが増えてくると思いますので、その時は温かく迎えてあげてください。
尚、事業本部員の三木さんは先月で退職されました。新たなフィールドでの活躍を祈っています。
 先月末に労災が発生しました。階段での落下による骨折です。暑さと疲労で注意力が散漫になりやすいので、十分に注意をしてください。

笑顔と感謝

2018年7月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 今月のメッセージは、サッカーワールドカップでの「サムライブルー」日本代表の健闘を称える内容にしようと考えていましたが、先日の「平成30年7月豪雨」により日本各地で甚大な被害が発生しましたので、内容を変更したいと思います。
 先ずは、皆さんのご両親、ご兄弟、お子さん、お孫さんで被災された方はいらっしゃいませんか。もし、いらっしゃるようでしたら、事業本部もしくは担当者までお知らせください。
そして、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げますと共に一日も早く被災前の平穏な暮らしを取り戻されることをお祈りいたします。
 実は、7月7日(金)の朝、出張帰りの新幹線が新神戸駅で停車したまま3時間余り、私は車内で待機していました。近畿地方の在来線のほとんどは運休しており、新幹線は大丈夫だろうと思っていましたが、土砂が線路内に入り込んだための運転見合わせでした。待機中はスマホを使って情報を取り、どうにかして早く帰る方法はないものかと考えをめぐらせましたが、タクシーは1台も待機しておらず、高速道路も通行止め。座席は確保できていたので、気長に運転再開を待つしかありませんでした。その間、車内放送で状況を報告してくれるのですが、それを聞きながら感じたのは、いかに正確に、わかり易く伝えるかの大切さでした。
私たちの仕事に於いても同じことが言えます。それぞれの作業所で起こった事については、良い事も悪い事も、速やかに、正確に、報告してください。事業本部でも「私は、はだかの王様?」と感じることがあります。特に、悪い事については、きちんと報告を受けていないと企業としての対応が後手後手になってしまいます。今一度、「報・連・相」の原点に立ち返ってください。
 大きな被害の後、プロ野球の広島VS阪神の3連戦が中止になりました。広島の被害状況、被災された方のことを慮っての理解できる決定であったと思います。そのような中、SNSに投稿した芸能人や政治家等がマスコミに非難されていますが、個人的にはこの非難には賛同できません。予測できないのが自然災害、特別警報が発令されても被害のない地域があれば、警報が出ていなくても大きな被害をうける地域もあります。日本国民全員が一斉に同じ情報を得ることは不可能ですし、日本の何処で何が起こっているのかを逐一詳しく知らないのは当然です。起こりうるであろう災いを予測し、祝い事や楽しい事等を取りやめなくてはならないのでしょうか。
 そのようなつまらない報道をするよりも被災地に入って窃盗を働く者を厳しく非難し、その防御策を考えたり、被災された方々のことをもっと慮った報道はできないものかと感じます。
何度も同じ事を書きますが、重箱の隅をつつくような議論はいい加減やめましょう。
 歳を重ねるごとに身勝手な考え方が強くなってきて、毎月のメッセージを読んで不快な思いをされる方もいらっしゃるかもしれません。お詫びいたします。
 梅雨が明けました。猛暑、酷暑の季節がやってきます。十分な水分補給と自宅でのクーラーの電気代をケチらないで体調管理に気をつけてください。

笑顔と感謝

2018年6月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 これから暫くの間は、鬱陶しいお天気の続く季節です。湿度が高くなることで体調管理が難しくなります。また近年では、しとしとと雨の日が続くといった梅雨ではなく、一時の集中豪雨による災害が発生しやすいといった印象が強いので、災害への対応にも注意をしてください。
 皆さんご存知のとおり、先月は日大アメリカンフットボール部の選手の危険行為が社会問題となりました。SNS*上に試合の動画がアップされたことにより、誰もが知ることとなりました。幼い頃からアメフトが大好きな私から見れば、考えられないような反則プレーですが、この試合は、関学と日大のいわば練習試合ですので、SNSが発達していなかった数年前であれば、ここまで関心を持たれることなく見過ごされていたかもしれません。
 視点を変えると、街中の防犯カメラ、道路のNシステム、車のドライブレコーダー、他人の撮影した動画や写真など、現代社会では個人が全く意識していないところでその行動が撮影されているかもしれません。勿論、普段からそのようなことを意識して生活はできませんが、何がしかの違反行為をしてしまった時、言い訳のできない証拠となる動画や写真が撮られているかもしれないということは現代人として意識しておかなくてはならないと思います。それが違反行為の抑止になるだけならよいのですが、悪用されるのも現実であり、難しいテーマです。
 話しを戻しますが、今回の日大の対応を見ていますと、いかに初期対応が重要であるかということを日本のほとんどの人が認識したのではないでしょうか。わが社に於いてもお客様に対してご迷惑をお掛けする事案が発生したときは、速やかに本社に報告し、早急に適切な対応を行わなければならないということを肝に銘じた事件でした。
皆さんも今一度考えてみてください。

笑顔と感謝

※(ソーシャル ネットワーキング サービスの略…個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを使用したサービスのこと。フェイスブック、ツイッター、LINEなど)

2018年5月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 ゴールデンウィーク中もいつもと変わらず勤務していただいた社員の皆さん、ありがとうございました。私たちサービス業には永遠に縁遠いものなのでしょうか。「働き方改革」が叫ばれている中、賃金格差に加えて、休日格差も広がっているように思います。人手不足と共にこれからの大きな課題だと考えています。
 先日の東京への出張中のこと、夜中にトイレに起き上がった時、フラついて暫くの間真っ直ぐに歩〈ことができませんでした。初めての経験でしたので、帰ってから念のために検査を受けました。結果は大した異常はみられず、「暫く様子をみてください」との診断でした。
 昔から新芽が芽吹くこの時期は、季節の変わり目でもあり、体調を崩しやすいと言われています。また、歳を重ねるごとに自分では気づかない体調の変化があっても不思議ではありません。近頃は夏日になったり、寒のもどりがあったりと健康な人でも体調を崩しやすい日が続いていますので、健康管理には十分に注意をしてください。
 きな目的事故はゼロ  康管理は自己の義務」 よろしくお願いします。

笑顔と感謝

2018年4月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 我社は新事業年度(第57期)に入りました。皆さんのご協力と頑張りのおかげで、前年度も黒字決算となりそうです。ありがとうございました。
 昨年4月のメッセージで、「今年度は厳しいスタートとなっています…」と書き始めています。利益は確保できましたが、その通りの厳しい年度となりました。業績もさることながら、人手不足にも苦しんでいます。皆さんにも「知り合いの方を紹介してください」と繰り返しお願いしています。今年度も引き続き気に留めて置いてください。人手不足は、我社だけの問題ではなく、現在の日本における社会問題です。昨年度の人手不足倒産は過去最高を記録しました。実際に私の知っている同業社でも倒産されたところがあります。我社がそうならないようにご協力よろしくお願いします。
 今回はハラスメントについてお話したいと思います。皆さんもご存知かと思いますが、元日本レスリング協会強化本部長の栄 和人氏と国民栄誉賞受賞者の伊調 馨選手にまつわる騒動では、第三者委員会が、いくつかの点で栄氏のパワハラがあったと認定し、結果、栄氏が謝罪し強化本部長を辞任することで取り敢えずの収束を迎えました。
一連の報道を見ていると、ハラスメントの部分だけが大きく取り上げられていますが、私は「伊調さんは練習拠点を東京に移す時にそれまで世話になった栄氏に筋を通し、円満に出て行ったのか?田南部 力氏は男子の強化コーチであり、伊調さんへの指導は本来の業務時間内であったのか?」等の疑問が残ってしまいました。人間は感情の生き物と言われていますから、もし筋を通していなかったり、業務時間内で指導をしていたならば、激しい口調で発言されてしまうこともあるでしょう。見えている部分で判断しなくてはならないのはわかりますが、なんともやりきれない気持ちが残りました。
 少し話が変わりますが、もし、私が伊調さんの立場だったら、国民栄誉賞を返上してこの問題に臨んだと思います。なぜなら、国民栄誉賞とは、【「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった」と認められる個人または団体に贈られる】賞ですので、今回の騒動は、人として社会に明るい希望を与えたとは言い難いと思うからです。
 ハラスメントは受身側の判断で大きく変わってきます。好意を抱いている人に言われたり、触れられたりしてもハラスメントと感じなくても、その行為が嫌いな人からであればハラスメントになってしまう。そこに上下関係が入ってくるとよりややこしくなります。テレビのバラエティー番組では、「デブ」、「ブス」、「ハゲ」等の言葉が日常的に発せられていますが、視聴者によっては毎日セクハラを受けていると感じている人がいるかもしれません。
 私も会社では日々の言動に注意をしていますが、これからの時代は部下に注意したり、ご飯を誘ったりすることもハラスメントといわれてしまうかもしれないと考えると、やり難い世の中だと感じます。いろいろと個人的見解を書かせていただきました。気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳なく思います。皆さんは私を見かけたら気軽に声を掛けてください。
 今年度こそ、久しぶりに無事故・無災害で一年を過ごせるようによろしくお願いします。

笑顔と感謝

2018年3月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 日によっては寒暖の差が大きい日があり、毎日の天気予報を気にしながら外出時の着るものに悩む季節です。インフルエンザの流行は徐々に終息に向かっているようですが、花粉の飛散が活発になってきたこともあり、引き続き体調管理には十分気をつけてください。
 この2月28日に地元の老舗百貨店ヤマトヤシキ姫路店が111年の歴史に幕を下ろされました。地元で生まれ育った者として、とても残念で、寂しく感じています。閉店の10日ほど前にランチを兼ねて店内を上から下まで歩いてきました。同じ考えの方が多かったのか、店内は非常に賑わっていて、「毎日こうだったら閉店することもないのになぁ…」と複雑な思いでした。店内を歩きながら、幼い頃の屋上遊園地のことや就職してから作業に入った朝の日常清掃、夜の定期清掃のことが次々と思い出されました。
 近年、姫路では駅前周辺の開発が進んでいますが、市外、県外資本の業者さんの建物が多く、我社のみならず地元の業者はその恩恵を受けられていない状況です。地元のお客様でさえ元請業者を大企業の子会社に変え、その下で地元の業者が実作業を請負うという構造が多くなってきているように、いろんな方面で地元の業者を育てるという意識が薄いように感じられます。「それなら地元のお店では買わんとこ…」などと気持ちが揺れそうになりますが、私自身が結婚する際、披露宴での引出物を市外のお店で買い揃えた時に亡父から「姫路でお商売をさせていただいているのだから地元のお店で揃えるのが筋だろう」と窘められたことがあり、それ以後、「先ずは地元で考えてみる」を肝に銘じています。
 元来の意味を取り違えた「ふるさと納税」等、各々が考え直さなければならないことがたくさんある世の中だと感じます。姫路を盛り上げたいなら、先ずはその辺りの意識を各々が変えていかなければならないのではと思います。
 毎年のことながら、この時期には官公庁関係の平成30年度の入札が行われています。事業本部員たちは、連日夜遅くまで来年度のために頑張ってくれています。顔を見かけた時には労いの言葉を掛けてあげてください。
 平成29年度(第56期)も残り僅かです。事故・怪我なく新年度を迎えられるようによろしくお願いします。

笑顔と感謝

※今年の永年勤続者表彰並びに物故者供養は、平成30年4月17日(火)午後1時30分からです。
奮ってご参加ください。

2018年2月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 この冬は、記録的寒波による大雪のため各地で様々な事故や災害が発生しています。播磨地方は、今のところ大きな影響は受けていませんが、未だ暫くの間は天気予報を注視し、特に通勤時の状況には注意が必要です。
 皆さんにご報告があります。私事ですが、この度、平成29年度厚生労働大臣表彰(建築物環境衛生功労者)の栄誉に浴することとなり、1月18日に建築物環境衛生管理全国大会において、表彰状を伝達されました。この授賞は、全国協会理事や兵庫協会会長という業界のお仕事を永年勤めていることに対してのものですが、私が業界のお仕事ができるのは、日頃から本社スタッフをはじめ、各現場で社員の皆さんが我社の仕事を誠実に履行してくださっているからです。よって皆さんの代表として授賞したものと思っています。これを励みに今後もできる範囲で業界発展のために努めていきたいと思っていますので、引き続き皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。ありがとうございました。
 余談ですが、その表彰式(東京)に向かう新幹線でのこと。現在はテレビのバラエティ番組などでよく見かける元プロ野球選手が名古屋駅で乗車してきて私の前の席に。座席に座るなり、背もたれを最深に倒してきました。品のある方なら、先ずは後席の方に一声掛けてから控えめに倒すものですが…(私は一声掛けるように心掛けています)。そして、直ぐに席に着いたまま携帯電話で話し始める始末…(東京までの間、何度かありました)。暫く様子を見ていると、元選手の隣に座ってた方が車掌さんに声を掛けて席を移動されました。深く倒された背もたれ越しに、壁に素足を立てかけているのが見えたので、隣の方も我慢ができなかったのでしょう。
 誰もが知る存在になればなるほど普段の行いはより慎重にしなければならないと考えます。また、その会社の看板を背負っていると思うと軽々しい行動はできないはずです。私自身これからも気をつけていきたいと思います。
 その元選手、引退してから何年か経ってますが、指導者としての経歴はありません。

笑顔と感謝

※加藤勝信厚生労働大臣よりいただいた表彰状の写真を掲載しました

2018年1月度のメッセージ

 社員の皆さん、新年あけましでおめでとうございます。
 和やかに新年を迎えられたことと思います。例年のことながら、お正月に関係なく各作業所で勤務してくださった社員の皆さんありがとうございました。
 今年もカレンダーの関係で、長いお休みのところもあったようですが、ようやく社会全体が通常の動きになってきました。ただ、私は月末まで業界の新年会が各地で開催され、全国協会理事、兵庫協会会長として出席しますので落ち着けません。毎年のことですが、なかなか経験のできないことですので、社員の皆さんには感謝の気持ちでおります。
 さて、ご存知の方も多いと思いますが、昨年を表す漢字として「北」が選ばれました。忘年会でもお話しをしましたが、私の大企業の相次ぐ不正を象徴する漢字が選ばれるのではという予想は外れてしまいました。日本国民として、昨年の8月29日早朝に発令されたJ-ALERTには大きな不安を抱き、その後も続けられる北朝鮮の核実験やミサイル発射は脅威となっていることを示しているのだと思います。改めて、有事の際の安全確保、お客様への対応、企業の存続など考えさせられることの多さを認識しました。
今年は、その朝鮮半島で平和の祭典、平昌オリンピックが開催されます。年末に良いイメージの漢字が選ばれることを願っています。
 小寒を過ぎ節分までが最も寒い時期といわれています。いよいよこれからが冬本番です。私の友人にもこの年末年始に家族がインフルエンザに罹患し、散々だったという話も聞きました。
これから流行の時期を迎えますので、手洗い、うがいを励行し、健康管理には十分に注意をしてください。おかしいと感じたときは速やかに受診し、インフルエンザと診断された時は、本社に連絡するとともに医師の指示のもとに対応してください。
また、通勤中のスリップ事故や転倒事故にも注意をしてください。積雪や凍結のおそれがある場合は、公共の交通手段で通勤してください。
 昨年末は通勤災害、労働災害が連続して発生してしまいました。
今年は健康に留意し、無事故・無災害で一年間過ごせるように、よろしくお願いします。

我社の今年の目標(合言葉)は

遵 守 !!

です。

 これまでにも毎月のメッセージの中で何度も取り上げていることですが、今年も引き続きお客様の信用・信頼を裏切らないということを第一に考え毎日の業務にあたってください。
 昨年は、大手企業の不正が相次いで明らかになりました。業績の悪化は避けられないかもしれませんが、事業を継続できるのは大手企業だからこそだと考えます。我社のような中小零細企業では命取りになりかねないという思いを強くしました。
 あらゆる面で信用・信頼を裏切らないために、お客様との契約事項、他人との約束、時間、交通ルール等、公私にわたっての「遵守」をお願いします。
 恒例となっている、書写山円教寺での「新春夢の書」で今年を願う漢字として「潔」が揮毫されました。大樹孝啓住職が「人間は知らない間に潔白でない行いをすることがある。誰に見られても恥ずかしくない一年を過ごしてほしい」との思いを込められています。私自身、ルールを守り他人から見られて恥ずかしくない一年を過ごしたいと思います。
 今年も皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
 今年が皆さんにとって幸多き年である事を心よりお祈りいたします。

平成三十年一月  笑顔と感謝

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