社長からのメッセージ

ここでは毎月社員全員に配布される、社長からのメッセージをご紹介いたします

2019年12月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 令和元年も残すところ僅かとなってきました。先日の令和最初の忘年会には、二日間で約200名の方々に参加していただきました。年々少しずつですが、参加人数が減ってきているように感じられるのがとても残念です。各々にいろんな事情があるとは思いますが、皆さんとお会いできる機会を楽しみにしていますので、来年はなんとか都合をつけて是非ともご参加ください。
 今年も、今月のメッセージは、忘年会の時にお話ししたことを書かせていただきます。
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 先日発表された、今年の新語・流行語大賞は「ONE TEAM」が年間大賞を受賞しました。今年、日本中を熱狂させたラグビー日本代表のチームスローガンでした。
代表の活躍後、各界のトップがこの言葉をよく口にされていましたし、チームリーダーにとっては理想とするところです。そして、 この代表の愛称が、「ブレイブ・ブロッサムズ」
ユニフォームの桜のエンブレムから、海外で「勇敢な桜の戦士」と呼ばれたのが由来とのこと。
同じ「桜」でも、今世間を賑わせているのは、毎年行われている「桜を見る会」のことです。野党の皆さんは、国会審議を中断してでも追及しようとされていますが、正直なところ、私にとってはどうでもいいことです。
 ちょっと調べてみました。今年度の国家予算約101.5兆円のうち税収が約62.5兆円、桜を見る会への支出が約5500万円。率にすると税金の0.00009%。昨年度我社が国に納めた源泉所得税(皆さんのお給料から差し引かれる税金)にこの率をかけると約8円ほどです。例え私一人の負担分だとしても2万人弱の方々が笑顔で過ごせるのであれば、良いかなと思うのです。
 私は与党の回し者ではありませんが、昔から「重箱の隅をつつく」という言葉があるように、日の丸弁当の100万分の1の米粒をつつくような心根で物事を見てしまうと国も、人の心も豊かにならないですし、誰も笑顔になれないということを言いたいのです。
 こういった私の考え、思いを全ての社員さんに理解していただこうとは思っていません。若いころに受講した講習会で、講師の方から「10人の内トップの考えを理解してくれる者が2人居ればおんのじだ」などと言われたことを心に刻んで社長業をやっています。それでも、その考え、思いをできるだけ多くの社員さんに理解していただけるようにと毎月のメッセージをお給料明細に入れていますので、金額の確認だけではなく読んでいただけると幸いです。
来年は、いよいよ東京オリンピック、パラリンピックイヤーです。
干支で言えば、「子」年。その中でも「庚子(かのえ・ね)」
庚(かのえ)は、十干(じっかん)の7番目。植物の成長に例えると、成長が止まり結実の後に転身する状態を表し、子(ね)は、十二支の最初にあたり、同じく植物に例えると、種子が土中で発芽したまさにその瞬間です。このような意味から、人間や組織に当てはめると、「冷静な判断で新しいスタートを切るのに良い年」と言われているようです。
 いずれにしても、皆さんにとって来年が「明るく、笑顔あふれる年」になることを心から願っています。
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無事故・無災害での越年をお願いします。また、今年はインフルエンザの流行が早まっているようですので、確患しないよう健康管理に十分注意してください。万が一稲患した時は、速やかに本社に連絡をし、各作業所に出勤しないようにしてください。
 一年間、ご理解とご協力をありがとうございました。そして、来年もどうぞよろしくお願いします。

笑顔と感謝

※忘年会でお願いをした共同募金は、皆さんのご協力のおかげで19,840 円集まりました。

2019年11月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 近畿地方では昨年より18日早く木枯らし一号が吹き、朝晩は寒く感じるようになってきました。それでも日中は未だ汗ばむ日もあり、体調管理が難しい季節です。風邪などひかないように注意してください。
 日本中が熱狂し、「にわかファン」という流行語まで生み出したラグビーワールドカップが閉幕しました。史上初のベスト8に進出した日本代表の戦いはもちろんのこと、「お・も・て・な・し」の心をはじめ、日本の文化が世界の人々を驚かせました。そして、世界ラグビー協会の会長に「史上最高の大会だった」と言わしめるにいたりました。日本では当たり前のように行われている行動や気遣いが、世界の人々にカルチャーショックを与えたようです。とても誇らしく思いますし、改めて日本人の素晴らしい国民性を感じました。来年は、東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。より多くの外国の方々が来日されることでしょう。わが町にも姫路城をはじめとしたくさんの観光資源があります。私自身「お・も・て・な・し」の気持ちを忘れないように心がけていきたいと思っています。
 先日、ネットで以下のような記事を目にしたのでご紹介します。
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 半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた、横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から空路、九州へと向かった。
 遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。でも入れたバッグがかなり大きく、念のため搭乗手続きの際に中身を伝えた。機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。「隣の席を空けております。お連れ様はどちらですか?」
 搭乗手続きで言ったことが機内に伝わっていたのだ。男性が「ああ、上の棚です」と説明すると、乗務員はバッグごと下ろしてシートベルトを締めてくれた。飛行中には「お連れ様の分です」と飲み物も出してくれたという。
 「最後に2人でいい“旅行”ができた」と男性。その表情を見ていたら、こちらも温かいきもちになった。

【西日本新聞 2017年7月13日付「デスク日記」より】

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 搭乗手続きから搭乗までのわずかな時間の中で、お客様の情報を共有できたことが、この心温まるエピソードを生み出したと思います。
 社内で迅速に情報を共有することで、お客様により感動を与え、満足していただけると考えます。また、逆の場合は、不満や不快な思いを軽減できるとも考えます。
 常に、良い情報も悪い情報も早急に連絡・報告することで、「にわか」ではない「大健ファン」を増やしていけるようによろしくお願いします。
 既にご案内が行っていることと思いますが、12月3日(火)、4日(水)は我社の忘年会です。普段なかなかお会いできない社員の方たちとお会いできる機会です。これまで参加したことがない方も是非ご参加ください。

笑顔と感謝

2019年10月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 10月に入り、ようやく過ごしやすい季節となってきました。播州各地でのお祭りも始まり、皆さんもお住いの地域で楽しまれていることと思いますが、怪我や体調管理には十分気をつけてください。
 今、日本ではラグビー・ワールドカップが開催されています。 ラグビーに興味のない方でも日本チームの快進撃をニュース等で知ってらっしゃると思います。このメッセージが届くころには、予選を突破しているかどうか結果が出ていると思います。日本チームの快進撃とともに話題になっているのが、各国チームの日本大会への称賛です。試合前に選手とともに入場してきた8歳の日本人の少年がウルグアイの国歌を熱唱したり、開催地の中学生が対戦する両国の国歌を熱唱したり、日本と対戦したサモアの国歌を熱唱したり等々、これまでのワールドカップでは経験したことのないことに各国のチームが感動しているようです。そして、こういった日本人のサプライズに対して、試合後には両国の選手たちが、観客に向かって日本式の「お辞儀」をするという光景がよく映し出されています。お互いがリスペクトしあい、感謝の気持ちで接すれば、笑顔とともに人々に感動を与えるのだと確信しました。私たちもそうありたいと思います。
 大阪、神戸では各国のユニフォームを着た外国人観光客をよく見かけます。先日、大阪のホテルのエレベーターでアイルランドのユニフォームを着た年配の女性と片言の英語で話をしました。このような時、もっと流暢に話せればなあと悔しい思いをします。
 令和1年10月23日(水) 13時30分~安全大会を開催します。
 お弁当を出しますので、参加可能な方は事業本部までご連絡ください。たくさんの社員の方々の参加をお持ちしています。ご安全に!!

笑顔と感謝

※姫路防犯協会からのお知らせです。
他府県で『県の防犯協会の者です。 あなたの個人情報がもれています。あなたはボランティア協会に登録されていますので、ボランティア活動を行ってください。活動に参加しないのであれば、登録解除のための費用を支払ってください』という電話があったようです。
兵庫県内では現在のところ聞いていませんが、今後かかってくることも予想されます。
これから年末にかけては、その他の架空請求や特殊詐欺の連絡等が多くなる時期でもありますので、周りの方にも注意をするように呼び掛けてください。

2019年9月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 9月に入り残暑の厳しい中、先日は台風15号が関東地方に甚大な被害をもたらしました。昨年近畿地方に甚大な被害をもたらした台風21号のテレビ映像が頭をよぎり、被害にあわれた方々の心中をお察し、心よりお見舞いを申し上げます。
 私事ですが、9月4日に行われた全国ビルメンテナンス協会の理事会において、今年度と来年度の2年間、技術支援委員会の委員長に就くことが承認されました。初めての委員長職を仰せつかり、改めて身の引き締まる思いです。県協会のお仕事は減りましたが、東京へ行く機会はかなり増えそうです。会社に負担をかけることが増えるかもしれませんが、望まれた役職の責務を精一杯果たしていこうと思います。
 先日、一人の従業員さんから会社に嬉しいお手紙をいただきました。ささやかな福利厚生として実施している甲子園球場のシーズンチケットに対するお礼のお手紙でした。「もともと仲の良い夫婦ですが、大の阪神ファンの主人と一緒に甲子園に観戦に行くようになったことで、自身も阪神にどっぷり浸かるようになり、ますます夫婦仲が良くなりました。ありがとうございます。」という微笑ましく嬉しい内容でした。
 そして、視点は違いますが、ネットにはこのような記事がありました。「西武ライオンズと早稲田大学の調査によると、球場でのプロ野球観戦が、認知機能が向上するなど、高齢者の健康維持に対して効果があるとの研究成果を発表した。卓越した選手のプレーをじかに見たり応援したりすることで体も心もリフレッシュでき、健康に効果がある変化につながったのではないか。」とのことでした。
 スポーツでも、音楽でも、生で見たり、聴いたりするのは本当に良いものです。来年もこのシーズンチケットは継続しますので。行かれたことのない方は、是非ご応募ください。
 まだまだ熱中症には十分注意をしてください。そして、無事故・無災害で!!

笑顔と感謝

2019年8月度のメッセージ

残暑お見舞い申し上げます

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 『笑顔の力』 8月5日の早朝、 日本に嬉しいニュースが飛び込んできました。
女子ゴルフ界のメジャー大会 全英女子オープンで渋野日向子(シブノヒナコ) 選手が見事優勝されました。
日本女子ゴルフ界のレジェンド樋ロ久子さんがメジャー(全米女子プロ)を制されてから実に42年ぶりの快挙でした。岡山県出身の渋野選手は、昨年プロデビューしたばかりの20歳。今年は日本ツアーで2勝し、賞金ランキング2位ですが、世界では全くの無名といっても過言ではありませんでした。
ゴルフのプレーも勿論ですが、紳士・淑女で厳格なイギリス国民を魅了したのが彼女の笑顔でした。いつの間にか「スマイリング・シンデレラ」というニックネームがつけられ、その笑顔は世界中を駆け巡りました。優勝を決めた最終18番ホールのバーディーパットは、観客をも味方につけた「笑顔の力」の賜物だと思います。笑顔には不思議な力があり、周りを幸せな気持ちにさせると私は信じています。社員の皆さんも、笑顔の力でお客様や周りの方たちを幸せな気持ちに導いてください。
 暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますので、熱中症には気をつけてください。また、台風の季節でもあります。その進路に警戒し、安全確保を第一に行動してください。

笑顔と感謝

2019年7月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 昨年7月のメッセージを読み返すと、最後に「梅雨が明けました。」と書いています。今年はこれまでで最も遅い梅雨入りだったこともあり、このメッセージが届く頃でも未だ梅雨は明けていないかもしれません。昨年の西日本豪雨がまだ記憶に新しい中、先日の九州での大雨時には、気象庁が「自ら身の安全を確保してください」といった異例のコメントを出しました。度々このメッセージでも書いていますが、非常時には避難情報等に従い行動してください。
 最近、芸人さんが反社会的勢力のパーティーに参加をし、それが「闇営業」であったことが大きく取り上げられています。勿論、今の時代にそのこと自体が許されることではありませんが、発覚した後のそれぞれの対応がより大きく問題視されています。直ぐに真実を述べ、謝罪していればここまで事が大きくならなかったかもしれません。
 皆さんも、作業中に起こってしまった事故等を隠さず、直ぐに本社に報告してください。例えば、壁に小さなキズをつけてしまった時、これくらいなら大丈夫だろうと自ら判断せずに報告してください。お客様が判断されることで、私たちが判断することではないのです。よろしくお願いします。
 ちょっと雑談を。新幹線の自由席を利用すると荷物を隣の座席の上に乗せている人を本当に多く見かけます。のぞみ号や8両編成の列車は自由席が3両しかありません。座席の上に荷物が置いてあると、先ずは他を探そうと思いますし、「ここよろしいですか?」となかなか声を掛けづらいものです。もっと迷惑なのは、座席を向かい合わせにして4席に3人で座っているグループ。私が見て一番ひどかったのは、3席を向かい合わせにして3人で6席を我が物顔で座っていたグループがありました。その上、それぞれが向かいの席に足を伸ばしているのです。
JRさんに提案したいです。自由席の車両内の見やすいところに「自由席は自由にしてよい席ではありません」といった表示をしてはいかがでしょうか。皆さんはどう思われますか。次回はグリーン車での出来事について語りたいと思います。
 これからの季節、熱中症や食中毒に十分注意をしてください。

笑顔と感謝

2019年6月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 このメッセージが届く頃には、近畿地方も梅雨に入っているかもしれません。近年の梅雨は、私の幼い頃のようなしとしとと長雨が続くといったものではなく、短時間集中豪雨や激しい雨が降り続くといったものです。昨年の西日本での豪雨被害も記憶に新しく、私も新幹線の車中で3時間立ち往生しました。今年から防災気象情報の警戒レベルが5段階に分けられています。レベル4になると全員避難を求めるとされていますので、各人が警戒レベルの情報に注意し、その指示に速やかに従って行動してください。
 5月28日に開催された兵庫ビルメンテナンス協会の総会において、協会長を退任しました。平成20年1月に前会長が体調不良により退任されたことで、会長代行を仰せつかり、同年4月正式に会長に就任しました。就任時に、故 有永篤名誉会長から「少なくとも10年は会長を続けろ」と言われたことを胸に刻み務めました。代行時を含めると通算11年5ヶ月、有永さんとの約束を果たせたことで自ら区切りをつけることとしました。
ただし、当日行われた選挙の結果、引き続き協会理事としては残ることとなりました。
現在も全国ビルメンテナンス協会の理事、全国ビルメンテナンス政治連盟の理事に就いていますので、新会長から全国協会担当ということで指名されています。
兵庫協会関係の仕事は少なくなるので、会社への負担も少しは減るのかなと感じています。まだまだ老け込む年齢ではないので、望まれれば少しでも業界発展のために尽くしていきたいと思っています。
 取り急ぎ、皆さんへのご報告とこれまでのご理解とご協力へのお礼まで。

笑顔と感謝

2019年5月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 「令和」最初のメッセージです。皆さんは、5月1日をどのようなかたちで迎えられましたか。私は、ゆく年くる年ではありませんが、午前0時を家族と迎え、家を出ている長男に連絡をしました。そして、朝にはいつものように本社に出勤し、日の丸を掲げ、気持ちを新たに過ごしました。
今年のゴールデンウィークは、期間中に元号が変わることもあり、世間では10日間の大型連休でした。勤務場所によっては、10連休という方もいらっしゃったでしょうし、お盆休みや年末年始と同様、連休に関係なく勤務してくださった方もいらっしゃると思います。サービス産業の宿命とはいえ勤務してくださった社員の皆さん、ありがとうございました。平成は格差のついた時代と言われました。働き方改革の始まった令和になり、賃金だけでなく年間休日の格差もますます広がっていく予感がします。皆さんの理解と協力でこの時代を乗り切っていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
 全国で、無防備な歩行者が犠牲になる交通事故が多発しています。注意しようにも注意できない事故がほとんどです。それでも、各人が交差点では車道に近づかない、何かを障害物として利用する等、万が一の時にでも、被害を軽減できるような意識付けが大切です。無事故・無災害で!!

笑顔と感謝

2019年4月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 我社は新事業年度(第58期)に入りました。前年度も皆さんのご協力と頑張りのおかげで、黒字で決算を迎えることができそうです。ありがとうございました。
 新事業年度の始まりと時を同じくして、5月1日からの新元号「令和」が発表されました。
昭和生まれの私には耳になじむ響きであり、また我社の社訓である「和」の文字がはいっていることをたいへん嬉しく感じています。

 出典は、万葉集の梅花の歌三十二首の序文、

初春(しょしゅん)令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)風和(かぜやわら)
   梅は
鏡前(きょうぜん)()(ひら)き 蘭は珮後(はいご)(こう)(かお)らす

です。

 現代語訳すれば、「初春の佳き月で、空気は清く澄みわたり、風はやわらかくそよいでいる。梅は佳人の鏡前の白粉のように咲いているし、蘭は貴人の飾り袋の香のように匂っている。」となります。
また、安倍総理は、新元号に込めた意味について、「悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めた」と語っています。
 私自身も、皆さんとともに希望に満ち溢れた時代にしていければと思っています。
 新元号が発表されて以降、さまざまな方のコメントを見たり、聞いたりしますが、残念に思うのは、「令」という文字を「命令の令」と捉え、現行政府を批判したりしている人が居るということです。そのような品疎な発想しかできない人が、この国のリーダーとならないことを願うばかりです。
 5月1日は素直に「令和」の始まりをお祝いしましょう。
 祝賀ムードの中、4月1日からは働き方改革関連法が施行され、10月からは消費税増税が予定されており、我社にとっても、皆さんの生活にとっても、たいへん厳しい年度がスタートしました。
既に、毎月のメッセージの中でお伝えしていますが、残業時間(公出時間含む)の上限は、月45時間、年360時間、が上限となります。月平均となると、月30時間が上限です。
現在、我社にはこの上限時間をオーバーしている社員さんが何名かいらっしゃいます。
人手不足の中、無理をお願いして勤務していただいていることも十分に理解していますが、法律で定められたことですので遵守しなければなりません。先日も、社会保険労務士の清水先生にお願いをし、事業本部員はこのことについて勉強会を実施しました。そして、今年の目標として、「公出時間0(ゼロ)」、「特に早出をしていただいた方には早い退社を促す」こととしました。毎月の出勤データを管理し、担当者が相談・指導をしてまいりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 昨年度は、事故、災害が多数発生しました。今年度は無事故・無災害の達成を!!

笑顔と感謝

2019年3月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 冬物のコートを片付けようかどうか悩まれている方も多いと思います。日に日に春の足音が大きくなってきているのを感じる季節ですが、花粉症で気力、集中力が上がらない時期でもあり、また初心者マークのドライバーが増える時期でもありますので、事故や怪我には十分注意をしてください。
 最近、SNSに不適切な動画が投稿され、逮捕されたり、損害賠償請求を検討されたりというニュースが目に付きます。特に、飲食店やコンビニ等で、そこの従業員が不適切な行為をしている事件を見ると一経営者として危機感を持ちます。この場合は、当人達が「おふざけ」の行為を軽い気持ちで投稿していますが、問題動画の中には他人が撮影したものが投稿されることもあります。もしも我社の従業員が、勤務時間中に制服姿で作業所を離れたり、知人と長話をしたり、家族の者が無断で作業所に出入りしたり、禁煙場所で喫煙したり、等々の問題行為を他人に撮影され、お客様や世間の知るところとなった場合、大変大きな問題となります。お客様との契約が解除されたり、損害賠償請求されたりという自体にもなりかねません。勤務時間中の制服姿での行動には絶えず緊張感を持ってください。
 先日の3月11日で東日本大震災から8年が経ちました。あの日、私は大阪の高層ビルに居て、周辺のビル郡も大きく揺れ、室内にギシギシと鈍い音が響いていたことを今でもはっきりと憶えています。先週は、震災後8年を迎えるにあたり、いろいろな番組が放送されていましたが、その中でとても印象に残ったお話を紹介したいと思います。
 それは、津波で娘さんを亡くされた男性のお話でした。亡くなった女性は、ある町役場の職員さんで避難指示のために勤務していた2階建ての庁舎が津波に襲われその命を失われました。父である男性は、娘さんが公務員になることを話された時、「公務員は他人のために時には自分を犠牲にしなければならない。その覚悟はあるのか。」と問うたらしく、今ではそのことが良かったのかどうか葛藤があるとのことでした。長年娘さんの遺品を手に取ることができなかったのですが、ある時一冊の仕事用ノートに書かれた言葉に目がいきます。
「人生を楽しくするコツは 好きなことをやるんじゃなく やることを好きになること」
と書かれており、男性は救われた気持ちになったというような内容でした。(正確でない部分もあるかもしれません)
 私は、上記の言葉に感銘を受けました。私たちの仕事の上でも同じことが言えると思います。自分がやるべきこと、与えられたことを好きになることが大事なことと考えます。そういう気持ちで取り組めば、必ず相手に伝わると思います。そこに笑顔がプラスされればより相乗効果を生むでしょう。私も仕事に対する姿勢を今一度考えようと思いました。
 毎年のことながら、この時期には官公庁関係の平成31年度の入札が行われています。事業本部員たちは、連日夜遅くまで来年度のために頑張ってくれています。顔を見かけた時には労いの言葉を掛けてあげてください。
 平成30年度(第57期)も残り僅かです。事故・怪我なく新年度を迎えられるようによろしくお願いします。

笑顔と感謝

※今年の永年勤続者表彰並びに物故者供養は、平成3 1年4月15日(月)午後1時30分からです。
奮ってご参加ください。

2019年2月度のメッセージ

 社員の皆さん、毎日のお仕事ご苦労様です。
 比較的暖かい冬だと思っていましたが、先日の11日(祝)は、姫路市内でも朝から雪が降り続き、本社の辺りも積雪がありました。これからも暫くの間は油断せずに、天気予報をよく確認し、気をつけるようにしてください。
 皆さんの入社時の説明やこの毎月のメッセージでも度々書かせていただいていますが、個人情報の取り扱いには十分注意をしてください。それぞれの作業所で、お仕事中に偶然目にしてしまった光景や情報を軽い気持ちで他人に話してしまったことで大きな事件になってしまうこともあります。軽い一言で、我社に多大な損害が出たときには裁判になることもあるでしょうし、お客様の信用・信頼を取り戻す事は容易なことではありません。
我社もお客様や皆さんの個人情報を扱っているパソコン、ロッカーは暗証番号で管理し、また事務所内にカメラを設置して常時録画することでセキュリティーを高めています。今一度、肝に銘じて毎日のお仕事をお願いします。
 先月のメッセージでも書きましたが、4月1日から施行される「働き方改革関連法」により時間外労働の上限規制が導入され、原則として、月45時間、年360時間が上限となります。特別な事情がある場合の設定もありますが、先ずはこの上限を超えないような時間管理をお願いします。特に、現在この上限を超えて勤務してくださっている方は、担当の上司と相談しながら可及的速やかに達成するようにお願いします。
 今年に入って未だ一ヵ月半ですが、立て続けに労災、損害賠償を伴う事故が発生しています。当人が一番痛い思い、苦い思いをされていることと思いますが、お客様に、仲間に大変な迷惑を掛けているということも事実です。誰一人として痛い、苦い思いをしないように無事故・無災害に努めてください。お願いします。

笑顔と感謝

2019年1月度のメッセージ

 社員の皆さん、新年あけましでおめでとうございます。
 和やかに新年を迎えられたことと思います。例年のことながら、お正月に関係なく各作業所で勤務してくださった社員の皆さんありがとうございました。
 さて、ご存知の方も多いと思いますが、昨年を表す漢字として「災」が選ばれました。やはり昨年は、自然災害に見舞われることが多い一年だったことがその理由だと思われます。今年は、「災い転じて福となす」の言葉通りの一年になることを心から願っています。
 本年5月1日午前0時に我が国の元号が変わります。天皇陛下は、平成28年8月に退位への思いを強くにじませたビデオメッセージを公表され、その後国内で議論がなされ、平成29年6月に皇室典範特例法が成立し、同年12月に平成31年4月30日退位が閣議決定されました。昨年の天皇誕生日にはこれまでの歩みとご心境を述べられました。時に声を詰まらせ思いをお話になるお姿をテレビで拝見し、胸が熱くなり涙を流しました。
85歳のご高齢まで我が国の象徴として国内外に足を運ばれていたことに敬意を表すると共に、感謝の気持ちで5月1日を厳かに迎えたいと思っています。
新天皇即位に伴う「即位礼正殿の儀」が10月22日に行われ、今年だけ祝日となります。実は、私の誕生日でもあり、一生に一度の祝日になるだけでなく、忘れられない誕生日となりそうです。
 統計によると、大阪の最低気温の平均が最も低いのが1月29日だそうです。姫路ではインフルエンザが流行し始めているようですので、手洗い、うがいを励行し健康管理には十分注意をしてください。毎年お願いをしていることですが、インフルエンザと診断された時は速やかに本社に連絡をし、医師の指示のもとに対応してください。
また、路面が凍ったりしてスリップや転倒の危険性が高くなりますので、特に自転車やバイクで通勤されている方は注意をしてください。万が一積雪のある場合は、公共の交通手段で通勤してください。
無事故・無災害で一年間過ごせるように、よろしくお願いします。

我社の今年の目標(合言葉)は

管理の徹底!!

です。

 恥ずかしい話ですが、新年早々社内での連絡ミス、勘違いでお仕事にアナを開けるという事案が発生してしまいました。一日一日を漫然と迎えるのではなく、緊張感を持ってお仕事に取り組んでください。そのためにも日頃からお客様との契約を第一に、健康、道具、時間、安全、書類、鍵、お金など等、公私に関係なくあらゆることの管理を徹底してください。
 今年4月1日から「働き方改革」による残業時間の上限規制や年次有給休暇の確実な取得を掲げた法律が施行されます。そして、10月からは消費税の増税が予定されています。我社も法律の施行に伴い、チェックを厳しくし、働き方や経費の管理を徹底しなければなりません。当然のことながら社員の皆さんのご理解とご協力が必要となります。ご自身でも働き方や資機材等、管理の徹底をよろしくお願いします。
 恒例となっている、書写山円教寺での「新春夢の書」で今年を願う漢字として「恩」が揮毫されました。「恩には恵み、慈しみの意味があり、思いやりをもって一年を過ごしてほしい」との思いが込められています。私自身、法に準じて思いやりのある経営を目指したいと思っています。
 今年も皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
 今年が皆さんにとって幸多き年である事を心よりお祈りいたします。

平成三十一年一月  笑顔と感謝

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