知ってて「得」する情報
あなたにもできる心肺蘇生(AEDの使い方)
もし、愛する家族が突然倒れたとき、あなたはどうしますか?
もし、目の前に意識の無い人がいたとき、あなたには何ができますか?
先日、弊社にてAED(自動体外式除細動器)講習が開かれた際、姫路市消防局の方からそんな質問がありました。
目の前に意識の無い人がいると、頭が真っ白になってうろたえるばかりですよね。
救急車を呼ぶのが精一杯かもしれません。
でも、もし救急車が来るまでの時間に心肺蘇生法を行えば、救命率50%を期待することができるのです。
もしもの時のために、心肺蘇生法の流れを覚えておきましょう。
具体的な心肺蘇生法とAEDの使い方
・倒れている人を見たら…応急手当の手順(東京消防庁)
・心肺蘇生の手順(日本赤十字社)
・心肺蘇生法/一次救命処置とAEDの使い方【YouTube】
・AED(自動体外式除細動器)設置場所検索(財団法人日本救急医療財団)
AED講習の様子
再度確認! インフルエンザを予防するには?
この冬、インフルエンザが流行の兆しを見せています。
つらい思いをする前に、改めてインフルエンザの症状や予防方法を確認しましょう。
インフルエンザの流行する時期はいつ頃?
日本でのインフルエンザの流行は、12月下旬から3月上旬が中心になります。
インフルエンザはどんな病気?
インフルエンザウィルスに感染することによって起こります。
インフルエンザにかかった人が、咳やくしゃみなどをする事により、ウィルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。
インフルエンザの潜伏期間は3~5日で、急激な発熱・のどの痛み・咳・くしゃみ等が起こりますが、通常5日から1週間で回復します。
インフルエンザと風邪の違いは?
原因となるウィルスの種類が異なります。
通常の風邪はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38~40度の高熱が出るのが特徴です。
インフルエンザ | 風邪 | |
発熱症状 | 悪寒 | 咽頭痛・くしゃみ |
主な症状 | 発熱・筋肉痛・関節痛 | 鼻汁・鼻詰まり |
熱 及び 熱型 | 38~40度の高熱 | 37度程度の微熱 |
全身痛・関節痛 | 強い | ない |
倦怠感 | 強い | ほとんどない |
合併症 | 肺炎・気管支炎・脳炎 | まれにある |
※インフルエンザ脳症脳炎
インフルエンザに合併した急性脳症は日本に多く、近年増加傾向にあります。
年齢は1~5歳に多く、発熱後1~2日にけいれん・意識障害で発症し、急激に昏睡に進み全身症状が悪化し、まれに死に至ることがあります。
インフルエンザを予防するには
1.外から帰ったら、うがい・手洗いをしっかりしましょう。
2.外出時にはマスクを着用しましょう。
3.室内などでは加湿器などを使用して、適度な湿度を保ちましょう。
4.バランスのとれた食事をして、睡眠を充分とりましょう。
5.もっとも有効な予防法は、流行前に予防接種を受けることです。
インフルエンザの予防接種はいつ頃受ければいいの?
予防接種を受けてから、インフルエンザに対する抵抗力がつくまでには約2週間かかり、その効果が充分に持続する期間は約5ヶ月とされています。
2回接種する場合は、1回目から1~4週間あけて接種しますので、来年1~2月のピークを迎える前に早めの接種が有効です。
インフルエンザの予防接種にはどんな効果があるの?
インフルエンザによる重い合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめる事が期待されます。特に65歳以上の方や気管支喘息、慢性心不全、糖尿病、腎不全、免疫不全などの病気を有する方は重症化を防ぎます。
■インフルエンザ予防接種の注意点
予防接種を受けた後、まれに急な副反応が起こることがあります。
体調がすぐれない方や他の病気で治療中の方など、予防接種を受けられない場合もありますので、担当医師とよく相談の上接種するようにしてください。
緊急特集! ノロウィルス対策 リンク集
ノロウィルスが猛威をふるっています!
ノロウイルスへの感染が疑われる吐瀉物・排泄物の処理には十分ご注意ください。
詳細な処理方法については、下記ホームページを参考にご対応ください。
賃貸マンションにお住まいの方へ
賃貸マンションにお住まいの方、水道水は安心ですか!?
ビルやマンションなどには水道水を貯蔵しておく「貯水槽」があります。
容量10t(10m3)以上の貯水槽には水道法などの規制により、一年に一度の清掃や検査・点検が義務づけられており、ほぼ良好に管理されていますが、10t以下の小規模貯水槽は管理がおろそかになりがちです。
特に賃貸マンションは、貯水槽設置者にまかせっきりの場合が多いので要注意です!
水道水の匂いや色がおかしい場合は、水槽の中に鉄さびや水アカが溜まったり、雨水やゴミ、昆虫などが混入している場合もあります。
毎日の生活に欠かせない水。以下の項目を目安に、貯水槽の事もちょっと意識してみてくださいね。
1.一年に一度は貯水槽の清掃がされているか?
2.一年に一度、厚生労働大臣の登録を受けた検査機関の定期検査を受けているか?
3.雨水やゴミが入るような隙間が空いていないか?
4.貯水槽への毒物の混入などを防ぐため、部外者が入れないようになっているか?
住宅用火災警報器の設置が義務化!?
平成16年6月に消防法が改正され、住宅火災による死者を減少させることを目的として、すべての住宅に住宅用火災警報器等の設置が義務付けられることになりました。
姫路市でも新築住宅については平成18年6月1日から、既存住宅については火災予防条例に定める経過期間後から行うこととなるそうです。
また出費が増えるのかと頭が痛いですが、人命にかかわる事ですから仕方ありません。
問題は、こういう法律が決まった後には必ずそれを利用した「悪徳業者」が現れるという事です。
住宅用火災警報器は簡単なものであればホームセンターで購入する事もできますし(性能的には問題があるかもしれませんが…)行政が特定の業者を斡旋するようなことはありませんので、くれぐれも注意しましょう!
ちなみに姫路市では最近、「消火器の詰め替えをするからサインをして欲しい」といわれ、法外な請求をされたというケースが多発しているそうです。
そういう業者は得てして紛らわしい表現をしますので、不審に思った場合は安易にサインしたりしないように注意して下さいね。